
みなさん、こんにちは。
突然ですが、ヘルプマークというものをご存知ですか?

赤い地に白い十字とハートが書かれたこのタグのことです。

最近は電車の中でもこれをカバンにつけた人を見かけるようになりました。

では、これは何を意味するものなのでしょうか。
ヘルプマークとは「外見からはわからない障害を持った人が、周囲の人に援助や配慮を求めるマーク」です。

例えば精神障害や発達障害の方、義足や人工関節を使用している方、妊娠初期の方などは見た目ではそうとわからないですね。
けれどそういった人たちは時に周囲の手助けが必要な場面があります。
そんな時に知らせるものがヘルプマークです。

では、ヘルプマークを見かけた人はどうすればいいのでしょうか。
答えは基本的には見守ることです。
ヘルプマークをつけた人はいつでも助けが必要なわけではありません。
時には助けが必要な場合があるということです。

ヘルプマークをつけた本人が、周囲から見て特に問題がなさそうにしていたらそっと見守ってあげてください。
何か困った様子であったなら「どうしましたか?」「何かお困りですか?」などといった声掛けをぜひお願いします。

また、ヘルプマークの裏面に「してほしい援助の詳細」が書かれていることがあります。ヘルプマークをお持ちの方とのコミュニケーションが難しい場合はヘルプ マークの裏面を見せてもらいましょう。

いかがでしたか?
ヘルプマークについてご理解いただけたでしょうか。
とはいえ、ヘルプマークを持った人に出会っていきなり手助けをすることは難しいと思います。まずはそんな方たちがいるということを知っていただきたいです。
ヘルプマークを持った方もみなさんと同じようにこの街で一緒に生活をしているということ、それを認識することでいざ目の前で困った人に出会っても、落ち着いて対処ができるのではないでしょうか。
今回はヘルプマークについて紹介しました。
次回はヘルプマークを必要とする人へ、使い方や入手方法などを紹介します。